現地調査って何しているの??

WORKS

ペレットストーブ設置のため今日は現地調査に行ってきました。

よくメールで、

「〇〇社××ストーブの設置工事見積もりを送ってください」と言ってくる方が居ります。

製品のみで使えるものではなく、その設置工事は、排気管部材の複数の組み合わせであり、つまり排気管設計をしないと部材代金積算できません。

また誤った工事をすると火災の危険性もあり、また煤や匂いなどのネガも避けるような配慮=設計が必要ですので、現場調査無に見積もりを書くことなどできません。もしそんな会社があったなら「大変怪しい会社」と思います。今日はその「現地調査」でコウダが何をチェックし、提案し、どこで困るか? ざっと流れを紹介しましょう。

①まずは風水

家全体の方位、そして植木や隣家との位置関係 そして山や川との位置関係、そしてベランダや物干しなどの位置関係を把握します。匂いを伴う排煙がでるので、特に風や空気の流れを読むことが重要です。

②室内での設置位置の希望を聞く

近年の住宅はLDKが広くとられており、大抵はこの場所に設置することが多いけど、稀に玄関や廊下、というのもある。どうしてそこが良いと思ったか、私の意見を言う前に十分に話してもらいます。

③内外の条件を元に、その位置がベターか、考察を加える

排気は外部に出すので、どこにでも置けるわけではないから、設置位置は限られるけど。お客様と私の意見が一致するとは限らない。3分の一以上は分かれることがある。良く分かれるポイントは、お客様がある程度の大きさがあるので、スペースに押し込む位置を見つけようとするのに対して、私は燃料補給や灰掃除などのスペースをとりかつ生活動線を妨げず、部屋の多くの場所から炎が見える位置、などを重視する。

私とお客様がこうした見解を出し合ったうえで、よりベターと思う位置を決定してもらいます。

そんなわけで、設置位置で「間違った!」と思う工事は無いのですが・・・・・・一番コウダが困るのは・・・。

 

「このストーブでこの家温かく過ごせるかしら???」という質問です。新築住宅は断熱性能があがり、そうした心配はないのですが・・・・やはり築20年30年40年では違うし、建坪30,40,50・・・・でも違う。昨日あたりまだ最高気温が35度もある佐野市と、最低気温が20度以下になっている那須高原は条件違い過ぎるし。大体が、寒がり、暑がりか?ってその感覚は他人の私には分らんのだよ。

目安になるのは、現在の暖房器具の使用状況。中型の石油ストーブ3台使ってます、とか。〇KWの蓄熱暖房器具ですとか・・・・。そうゆう所から類推するしかないのが、一番苦労するのだ。

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