ストーブ設置にも風水判断動員

WORKS

良く書いていることだけど、ストーブ屋として心がけているのはユーザーとストーブのマッチング。

今回のRS-4の場合。タイマー駆動が必須の人や、ライターで点火する、ということが嫌な方は向かないと言える。

もちろん古民家で広い建屋には、小型のストーブは無駄な投資になるだろう。こうした施主様の「好み」というよりもライフスタイルとのマッチングが一番重要なのだ。

今回のオーナー様は、別荘ユースであった。週末2-3日の滞在となれば、家は冷え切っている。こんな方こそ、私が何時も書いている「消さない焚き方」が薪ストーブを上回る暖房になるのでお薦めした。

RS-4は静かで夜通し焚いても音は気にならない。一般的なペレットストーブを凌駕する圧倒的な鋳物と耐火煉瓦の質量で、焚き続けた時の輻射熱、家を保温する能力に長けている。

だから到着直後少々暖房が遅れても、一度焚いてしまえば、3日間とても快適に過ごせるはずだ。

風水

の見極めも重要になる。

古くからこのブログにお付き合いの友人は知っていることだけど。外構工事や家作りの仕事にもかかわったキャリア上良く風水の話題を書いていた。

「鬼門に○○置いちゃダメ」なんておまじない風水でなくて。住まう現場の陽光、風、雨、水、木、土、などを読み取り、そのネガを最小に、恩恵は最大に、住まいと生き方で調整することが本当の風水である。

 

今回の現場。この地に多い典型的な谷筋の集落にある。

冬は10時まで朝日が昇らず、午後2時には山に日が沈んでしまう。澤水は冷気を含んで冬は寒く、沢沿いに山から吹き降ろす風は、寒さを加速させる。

私の住む今市地域を「日光山麓今市扇状地」と呼んでいて、水や陽光には困らない特質があるけど。ちょっと山に近づいたり、山を越えて隣の沢にいけば、こうした地形は多い。

こんな土地に建つ中古物件の別荘だから・・・ストーブとその焚き方セットでご提案申し上げた。

きっと役に立っていることだろう。

↑薪ストーブかと見紛えるようなRS-4の炎

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