高知城と土佐づくり

LIFE

何時も書いているけど、基本合理主義で、行ったら行ったである程度欲張った旅になる。

今回は三嶺、剣山という四国を代表する山の登山と、前から行きたかった高知城が獲得目標だった。

朝飯前に室戸岬までちょっかいをだして、戻ってくるとちょうど開城時刻の午前9時。なので混まずにお城に入れた。こちらの江戸時代から残る天守のひとつで、此処を制覇すれば、残りは福井、丸岡城と、犬山城だけになる。

そうした重文クラスのお城は、大手門から先が有料ゾーンというのが多いと思うのだけど、高知城は天守だけが有料だった。

いくつもの城を見てきて思うのは、先月会津藩の家老の屋敷を見たせいもあるけど天守だけでなく、殿様の住居が残っていればなあ?と思うのだ。天守は残っても屋敷はほとんどが明治維新の際に破壊されているから望むべくもないのだけど・・・・・。

城の縄張り(設計図)というのはそんなに変りない(もっとも四国で言えば、丸亀、大洲、宇和島、高松、とみてきたけれど)松山城だけが、城山の高さといい、防御の多重さで、他の城を相当リードしているように見えた。

本来なら資料館とかも廻って勉強することが多いのだけど・・・・・・。

何分 気温37度

前日寝ていない

昨日まで山歩き

加えて2日間くらいコンビニ弁当以下の食事

ということで2時間でお暇。さて昼飯は・・・・ちょっと離れているけど枕崎までいけば、海の幸が食べられるかも、今度は漁港で有名な枕崎に急遽向かう。

途中スマホで見つけた食堂が当たりだった。

朝港で上がったものだけで作る、というコンセプトは実際メニューが3つしかなかったけれど・・・・栃木の山奥に居ては一生口に出来ない魚を食べることができた。

杣人には初めて聞く魚の名「メジカ」 の「新子」 新子とは生まれて一年位の幼魚らしい。実際イワシよりちょっと大きい位。ソウダカツオの幼魚がこの時季に旬な魚だという。足が速いので港町以外では食することが出来ないらしい。

実際食味、と弾力性が抜群で美味かった。

これも今回想定外のゲット品であった。

もうこうなると、夕食は何が何でも本場の「土佐造り」を食せねば・・・。

これも事前に調べたわけではないけど、途中ランドリーで洗濯を済ませてホテルに入って、グーグルマップとかで見れば、近くに「明神丸」という自家製の船でかつを取っている専門店が人気らしい。何店舗もあるうちに、「はなれ」という個室で仕切られた店に予約なしで17時に行ってみたら、予想外に空いていてこれまた本場の「土佐造り」をゲット出来たのだよ。

私昔からかつをは好きでして、でも藁で焼いた本物をすぐにたべたこと60年の人生で一度もありません。

これまたアラカンで初体験です。

いやあ 最高に美味い 今まで食べてきた同じカツオとは思えない 本物はこうであったか。

↑は塩 でしたが 今度は「タレ」でお代わりしたくらいです↓。

さらに今度はサラダで

三日分の贅沢。

こんなにカツオ食べたのも一生で最初だと思う。

実はちかくに、「ひろめ横丁」という飲食店街もあるのですが・・・・。寝不足や登山疲れもあり、こちら一軒のみでご馳走様とするのでした。

いやあ欲張りな3日間でした

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