ペレットストーブ工業会 総会

WORKS

19日の月曜日は東京へ出張でした。

当社も会員になっている「日本ペレットストーブ工業会」の総会で新木場まで行ってきました。

世界的な素材・原料の高騰、半導体不足、そしてコロナ禍、円安、物価高・・・・地方の零細企業の経営環境は厳しさを増すばかりです。

ここは、全国から人が集まる機会に行って、刺激や情報、拾えるものは何でも拾ってこようと出かけました。

行けば行ったで、それなりの刺激や有益なこともありました。

が、一番感じたのは、「私だけじゃないんだ、皆厳しいみたい」ということでした。

それを如実に語っているのが販売台数の推移。

9年前に比べて結構減っているんですね。この脱炭素時代という追い風がありながらです。

何%減っているか、というのはちょっと言えない位ショックな数字なんです。

それから、当社もこの冬燃料プラント工場が機械トラブルで供給が止まって困りましたが。やはり全国的に燃料の供給不足になるのでは?という危惧が報告されています。

工業会全体の課題として長年取り組んできた。建築の中に暖房器具として「位置づける」ということがあります。

このページの読者様ならご存じのことだけど、薪ストーブは日本の建築基準のなかで位置づけが無い。「火器」つまりボイラーと同じ扱いで、建築申請を受け付ける国交省の役人によって「指導」が違っていて、部屋中不燃材でないとダメとか、離隔距離がマチマチだったり、非常に面倒なことが起こるのです。

今年4月からの建築基準の見直しでも、薪ストーブの立場は変わってませんが、ペレットストーブは位置づけがなされる方向に向かい始めました。

それは第一段階としてはOKなんですが・・・・・・。

もうひとつの重要なファクターでした「省エネ暖房機器」そして「脱炭素暖房機器」として積極的に推奨されるストーブ、という目標は未達のままでした。

残念なことです。

 

欧州ではとっくにそうした暖房器具として推奨され、石油ストーブが廃絶されようとしているのに・・・・・

日本の官僚はいまだ石油業界、暖房機器メーカー、エアコンメーカーという大きな圧力団体の方を向いているんですね。

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