↑ この山上ヶ岳大体6合目から上部は未だに女人禁制である。すべ他の登山道途中に結界門が存在する。
わが故郷の男体山も、山自体が二荒山神社の御神体である。ある時期まで女人禁制であった。第一イロハ坂の最下部にそうした女性のための参拝できるお堂がある。
下山するだけと言っても、里までは4時間半を要した。

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天川村の洞川温泉という所で、巨大な温泉旅館があるわけでもなく、山間の「地味な」温泉街なのだけど、流石のGW、観光客が溢れ、いろんなお店に行列が出来ている。
吉野町に戻るバスに乗るまでの間、、3日ぶりに汗を流せる温泉入浴がこの町での唯一の目的。町営の温泉センターに向かうと、200台位のキャパがある駐車場も入場待ちの車であふれている。で肝心の温泉施設の入り口では、只今満員でロッカーが一杯なので入場制限しているとアナウスされていた。
ではロッカー使わなければ入って良いのか? ザックは持ち込んでは他の客の邪魔になるので、入り口わきのベンチに置いて良いか? と尋ねると・・・。
「構わないが、盗難の責任がとれない」という。こんな重い臭いザック持っていく人居ないよ。それに貴方が見張ってくれているし、というと「私もずっと居るワケじゃなない」という。
ま「自己責任で置いていきます」と 山上寺の参拝も済んだし・・・生来の大胆図々しさが復活している。
ロッカー空待ちで並ぶ入浴者を尻目に、ロッカーは使わず、レジ袋に着替えを入れてロッカーの上部に置いておいた。サッサと身体を洗う。大混雑だったけど公営温泉施設で汗を流せた。気持ち良かった。
上がれば小腹が空いたけど・・・・どこへ行っても行列ですんなり昼食を得られそうにない。幸い並ばずにビールは買えたので、ザックに残っていた行動食とアタリメとビールで昼食とし、バスの中で食べることにしよう。
バスに一時間弱、その先近鉄で電車に乗り換えて、入山口の吉野に戻って来た。
で、前に書いたけど、金峯山寺はちょっと上の段にあって、標高差が100m位あるのだ。ハイカーならなんてことない15分位だろう。
ただ昨日の苦行で・・・・・・平地を歩くのがやっと、状態なので・・・・
これも体験だ、と昭和5年位から営業しているケーブルカーに乗る。
この身体には500円は安かろう、とおもったら、ザックは別料金で250円取られた (;^_^A。
金峯山寺は、修験道の総本山だとは知っていたけど、今回は山上の大峯山寺詣でが目的だったのでお参りするだけでさっさと山登りのつもりだったのだ。
しかし3日の朝ついて、参拝すると「山門改修工事」の特別記念で「ご本尊様の特別開帳」がある、と書かれているではないか。普段見られないものが拝顔できるなら・・・・・。
身体的疲労は別として、山での予備日を使わずに降りてこれたので、これは半日余計に使っても寄らねばなるまい、と思ったのだ。
つづく
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