大忙しの日曜日

WORKS

社員が忌引で・・・・・タコ社長大忙し と書きました。

まだ5日目ですので、緊急事態はまだ続いております。

困ったのは金曜日。住所が近かったもので、ストーブトラブル案件3件まとめて入れてありましたが。

担当社員のお休みで、金曜日は「行けませんごめんなさい」したのですが。寒さがもうすぐやってい来るこの時季。そうそう先延ばしも出来ず、代わりの日曜日にタコ社長自ら出張修理です。

この時季休日が無くなるのは、茶飯事なのでそれは問題ないのですが・・・・トラブルで呼ばれるわけで、直らなかったらどうしよう、というプレッシャーはあります。

特に、メンテや部品交換は社員にほとんど任せていただけに・・・・「わからない 直らない」ければタコ社長の威厳も地に落ちる可能性もあり・・・・プレッシャー大なのです。タコでもそれなりのプライドあり、です。

 

でも3件中一軒は電話での指導で解決しました。

この時季毎年1-2件寄せられるトラブルでした。

① 春からペレット燃料を入れっぱなしで過ごしてしまった。

ペレット燃料は無垢材のおが粉を熱と圧力で固化した物ですので、湿気を吸います。猫のトイレとして使っている方も多い位で、吸湿性が高いのです。日本の梅雨や高温多湿の夏をストーブの中に入れっぱなしにすると、その湿気で膨らみ、燃料送りのパイプ内で詰まって動かなくなるトラブルです。

タンク内の燃料を浚って、軽くして圧力を減らすことで、動くようになったようです。

これで一件解決です。

 

② メンテナンスを怠った

薪ストーブは年一回の煙突掃除が必須ですが、毎日焚く方はペレットストーブも必須です。ただ2年間メンテナンス無しでも平気な方もおります。

その最大の違いは、ストーブの機種にも寄りますけど、多くは燃料の質と、焚き方 です。

燃料の原料樹種によって、煤の出方はだいぶ違います。

また使い方、というか燃やし方によっても煤の出方は変わってきます。薪ストーブと一緒で低温でチロチロ焚くと煤が増えます。

今回のお宅は、メンテナンス作業を続けてきたんですが、今季はサボった様子。で、点火しない、という申し出で行ってみれば煤で煙突が一杯 詰まっていた、という顛末。

「事情聴取」すれば、やはり低温で焚いていたようです。でもこれは「ダメ」とは言い切れません。現代の家は断熱性が良いので、全開で焚くことが少なくなっております。

毎年メンテナンス を維持することが、やはり最良の対策かもしれません。

↓排気管を外した途端吹き上げる煤。

③ 本物の故障

3軒目は、パーツの交換が必要な故障でした。

でもこれは不可抗力でなく、やはりユーザーの使い方の誤りに起因します。

①と一緒で、燃料の入れっぱなしと、その膨張抵抗で、燃料を送る「オーガモーター」と言いますが、その内部ギアが破損しました。こちら当社のユーザー様ではなかったのですが、ペレットストーブの普及のため、他店でお求めの方でも、対応するのが当社のスタンスです。

燃料が送れず、止まってしまったモーター。通常そのまま「止まって」普及を待つ、モーターが多いのですが、今回は累積のストレスが多かったようで、モーター内部のギアが摩耗して空回りしておりました。

当社のデモ機と同じモデルだったので、オーガモーターを外して持参して、付け替え、その故障部署がはっきりしました。

モーター以外の動作を確認して、故障個所を特定し、部品の取り寄せと概算の見積もりをお話し、修理の依頼を受けて帰社しました。

↓チェックのため会社から持参したモーターを付け替えて動作確認。

 

で、これで終わらず、やはり近所のユーザー様に頼まれていたペレット燃料の配達も一緒に済ませます。

で戻り日曜日最後の仕事として、スタッフ家人の通夜式に参列すべく礼服に着替えてきました。

 

タコ社長大忙しです。

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