今年最後の設置工事は前代未聞の搬入法を考えた

WORKS

昨日の記事と今日の記事は共に、昨日施工の設置工事で、今年最終工事だ。

順番からすると今日紹介の工事の方が午前中だった。

場所は日光山麓霧降高原の別荘地。ここは赤薙山の南東面にあるので、平坦な土地はなく、ほとんどが斜面に段々に家が連なっている。最低でも100kg以上のストーブを搬入しなければならないストーブ屋にはただでさえハードルが高い。

しかも選ばれたペレットストーブは米国ハーマン社XXV。

重さは薪ストーブ同等の170kgもある。

さらに・・・・

駐車場から玄関まで15m位道が無かった(*_*) その先玄関階段も20cm以上4段位あるΣ( ̄□ ̄|||)!!!

↓よく見てね。悪条件が全て写っている。

200台位設置しているけど・・・・間違いなく条件としては私の歴代ワースト1 と断言できる。

以前登山道のような踏み分け道を運んだことがあるが、

駕籠のように(神輿かも)担ぎ手を付けてわっしょい、と4人担いで搬入したのだ。でもこの時のストーブは100kgで、足元に気を付けてゆっくり降りれば問題なかった。

 

今回もその作戦を考えたのだが、不整地その後の階段をバランスを崩さずに運ぶのは至難の業、一人がヨロケレバ、ひっくり返ってしまうリスクが高い。加えて力持ちを4人揃えることが大変難しくなっている。

で閃いたのが、今年まで散々外構工事で使ってきたミニユンボ。これで吊って不整地を乗り越え、そのまま玄関前まで運んでしまう、という前代未聞の作戦である。

 

以前二階への搬入で、ユニックを使うことはあった。ストーブ屋にも、そうしたユニックを自社トラックで使っている会社もある。しかし今回の現場ではユニックの腕の長さが足らない、ことと玄関庇やリフォーム中の足場が邪魔して着地が難しそうだ。ミニユンボなら庇の下に差し込めるだろう。

 

外構やリフォームで、いくつもの難所をアイディア勝負で乗り越えてきたキャリアが生きています。

玄関前にも無事差し込まれ。思った以上に順調に作業は進み、私は一人悦に入るのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました