朝起きれば快晴である。
で 問題は足だ。投薬の効果か、日々改善しているのは実感しているのだが、今回は左足首が患部で、指の付け根部分より歩くに支障が大きい感じ。でも数えれば、水曜日病院だからまだ4日目。そんなに簡単に治癒しないのはもう痛風「ベテラン」なのでわかっている。
とは言っても、もう登山口まで来てしまっている。後は登り切れるか、引き返すか。選択肢は単純だ。
帰りのバス時刻は分かっているし、最悪昨日の宿も、満室という程の事も無かったから「もう一泊泊めて」といえば何とかなりそうだし。
と進路も、退路もはっきりしていて、惑うことなく一歩を踏み出した。
といっても何時痛くなるか???歩けなくなるのではないか???おっかなびっくりでの山道歩きだ。
最初の道標まで500mほどあって、昨日の500m歩きよりもだいぶ楽な感じ。道標によると山頂まで4.6km、あと9倍か?・・・・ガイドブックによるコースタイムは2.5時間だという。
次の道標が1.1km地点。ここまで歩けて、ちょっと自信がわいてきた、「行けるんじゃないか??」
もちろん山だから先の方がきつくなる。まして石鎚山は、最後は鎖場、直登の岩場が続くことで有名だけどね。
そして↓の道標。ここまで3km歩けたことで、登って反対側に越えられそうだ、と初めて確信を持てた。
道中山頂も見えて 俄然登頂意欲がわいてくるのです。
そして最後の岩登り
こんな感じ。
実は高い処、得意でもないが、若いころ沢登で、滝や崖を上り下りしていたので、鎖が架かっている所など訳もなく登れる、と思って取り掛かったのだけど・・・・・
やはり痛風は甘くなく、つまり通常なら足親指一本かかっていれば全重を上に運べる・・・はずが。
痛くて親指が懸からない・・・・。
つまり片足と腕力だけで登っているわけで・・・これは危険。なんと60m登り切ったものの・・・・。
で本来はもう一か所鎖場を登るコースなのだけど、岩登りは自重して迂回コースに廻りました。
苦節4時間余。11時30分やっと登頂できたのです。
私の登山歴の中でも、苦労したベスト5 に入ります。
2時間半コースに4時間以上というのは、恥ずかしながら・・・・・
追い抜いた人 0
抜かれた人 約200人
抜かれた最年少者 おそらく5歳 以下幼稚園児6名位 という記録からも明らかです。
この人生に残る記録を残しておこうと珍しく自撮りです。
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