野焼き

TOWN

あっという間に1月が終わり2月に入ってしまいました。

有難いことに、正月休み以降 全く休日無です。

本日は朝から、職人さん宅に見積もりの相談に出かけたり、顧客の処へ寄ったり、燃料を入れたりで10時は帰社しまして、只今事務作業です。

市内2か所と矢板市まで出かけてました。途中に塩谷町という処があるんですが、そこを通ると一体全体が霞んでます。春霞でも黄砂でもなく、地域の野焼きの日だったんですね。

春を前に田んぼの畔や土手の枯草を一斉に焼きます。

この作業は

①害虫の卵の駆除

②雑草の種の低減

③農作業をやり易く

等々の意味があります。地域一斉にやるのは、自分の土地だけでなく共有の道路とかも共同作業としてやるためです。

風物詩とも歳時記とも言えますが・・・・。

農業が基幹産業からいまや就業人口が1割となってきた変遷と同時期に人生があった私にとっては、まだ野焼きをする人たちがこれほどいた・・・と感慨深いものがありました。

でもその多くは超高齢者です。

昨年の米騒動以降。またも「猫の目」農政が繰り返されています。

現在の政権は、やる気がある農家が生き残って収入が保証されるような大規模化専業化が望ましいと思っているようです。米は安くなっては困るんですね。

栃木県は全国でも有数の米生産量がありますが・・・・。それを支える農家の多くは小規模の兼業農家です。ここ塩谷町は平地が少ないので大規模生産農家はほとんど居りません。でも・・・

全国にこうした兼業農家が居て、コメの生産量だけでなく、環境が保全されてきたんですね。

 

農家がまた何分の一かに減って、大規模作付け農家だけ生き残っても、こうした治水・利水もふめた環境保全の共同作業は維持するのは難しいでしょう。

「日光山麓今市扇状地」というカテゴリー分類をかつてこのブログでしていましたけど。こうした山地の縁の土地では、関東平野地区と違って土地自体の勾配があるので一枚の田んぼの面積には限界があります。無理やり「区画整理事業」で一枚の田んぼの面積を広げましたけど・・・これが農家のためでなく、農水省の予算を使って建設業者の潤すための事業であることは田舎の子供だって知っています。

小規模農家だって、コメが高く売れたほうが良いんじゃないか、という方も居るでしょう。

でもいきなり倍もの価格になると、消費離れで流通量が減ってしまうんですね。

私は毎日スーパーで買い物をします。この一年で安い菓子パンやらカップ麺をカートに山積で買い込む年配者(年金生活者)が増えました。輸入米も買ってます。年金額が増えないのに物価がこれじゃ・・・防衛するしかないですもの。よっぽどデフレ時代の方がよかったと言ってますよ。

「強い経済」と時の首相は言ってます。農水省大臣もその方向です。きっとこうした地方の小規模兼業農家が生き残っていく道は厳しいように想像します。

ただ・・先に書いたように田んぼは、生産現場だけでなく、雨水をためるダム=治水効果。そして地下水を供給する利水効果もありますから、これが減ずれば、対案として相当な予算が新たに必要になります。コメの価格という目先のことでなく、都会に住む人たちはこの辺り分かっていないように思います。

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