2時間かかって、薪ストーブは所定の位置に納まった。でここでレーザーレベルを取り出す。
通常は煙突が先に決まっているので、薪ストーブの置き場所の方を決めるのに使うのだけど、今回は逆でストーブを置いてからレーザーで壁の抜く位置を特定する。
今回は壁出しなので、重い二重煙突を支える金物の支点を一か所は、掃き出し窓の上の梁。そしてもう一か所はストーブ裏面だ。仕上げ材は外壁用サイディングだが、その下にケイカル板があり、その下には合板を全面に入れてもらい、どこにビスを打っても利くように指示してある。
こうした場合レーザーは大変役に立つ。
「壁面から〇〇cmね」なんて測りだそういうのは、150年も建っている民家には、まったく使えない。長年の地震や、木材自身の曲がり、収縮で 「四角四面」が一緒のほうがありえない、ことなのだ。
まっすぐ立ち上がって、曲がって横の壁から外に出る・・・という3次元空間での造作で通り道を空間に描けるレーザーレベルは大変助かる。
サポート金具を付けるまでは調子良かったんだけど。ご存じのように薪ストーブの煙突は「長いからちょっと切り詰めて・・・」というわけには行かない。このメーカーのものだと1m、50cm、25cm、15cm とあってその組み合わせで、必要な長さの「近似値」を見つける作業になる。だから+-10cm位出るのは「当たり前」の世界なのだ。
なので、微調整が必要になる。ちょっとそれに時間を取られて本日中の完成は怪しくなったけど。時間はまだたっぷりあるみたい。
そうそう「4mの横引き」と表題にも使わせてもらっているけど。これは工務店社長が最初に言ってきた長さで、どうも家から其れなりに離隔も必要だろう、と思って言った数字なのだ。
実際は3m弱の横引きに収まった。それでも通常の煙突設計では「ダメ」な構造である。
で私の古い付き合いの方ならご存じのチムニーファン という秘密兵器で今回もクリアーにしようとする作戦である。
この製品。友人のストーブ屋が輸入しているけど、まだまだ既存ストーブ屋が知らないので、今回のように他社から断られた案件が回ってきたりする。
この冬も日光市内で一台設置している
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