モンスターストーブの搬入に一苦労

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昨日書いたように、今日はモンスターストーブの据え付け工事。

ストーブを扱い始めて20年近くなる。これまで最大重量が220kgの薪ストーブで、これは力持ち男子4人で搬入した。

今回のペレットストーブは190kgでそれからすると軽いのだが・・・・・

縦型ストーブで高さは170cmもあるのだ。220kgの薪ストーブは確かに重いが、重心は低く、高さはないので、神輿を逆さにしたように、垂木等で持ち手をストーブに抱き合わせに作ってしまえば、あっけなく4人で搬入できた。

しかし今回の難関は、重さよりも、その高さ。

そのままの状態で持ち上げようとすれば、高さ170cmもあるのでドア枠にぶつかってしまう。第一重心が不安定で運べない。で横倒しにすれば、廊下の角など曲がれない!!!。

大体が立てた状態では当社のバンに積み込み不可能なのだ。

で、横にしてこうして運んで、ここで立てて・・・・台車を使って・・・・我ながら今までで最長のシュミレーションと道具を用意したのだ。

 

何時も書いているけど、ストーブ工事の見積もりは現地調査後、その排気管レイアウトを決めて使う部材を拾い出して、初めて見積書が書けるわけだけど。その時同時に搬入動線というものを見にも行っている。実はそちらの方が重要度が高い。

「ここは砂利だから合板を敷いて・・・」「この段差はリフトで上げて・・・・」「狭いからこっちの2輪台車を使おう・・・」

通常2人で工事に当たるので、人力というか力だけで作業することはなるべく避けている。

ストーブ屋を何年もやっているので、うちにはいろんな台車や運搬道具がある。それらを駆使すること、そして場所によっては台車を手作りして、少しでも安全に、身体に怪我無く、製品に痛み無く搬入することに腐心している。

そのキャリア最難関の作業になる今回。

頭をフル回転して導入法を考えた。まずどうやって運ぶか???

ストーブ屋として初めてのことだけど、横倒しにして運ぶことにした。と書いても簡単じゃない。

まず荷台と同じ高さにパレットを積み重ねて毛布を敷いて、角部分には段ボールを当てて、3人がかりでゆっくりと横倒しに。そこにバンをバックさせて近づけて毛布ごと滑らせて乗せることには成功した。

後は明日、こちらが3人納入先で2人 合計5人力がいるので、何とかなるだろう

 

 

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