松を燃料として焚いてどうなのよ レポート3回目

CHAOS

前述しておりますが、今年は実家の裏庭に生えておりましたアカマツの巨木を伐採した物を主な薪としております。

一般的に薪に不適とされている樹種を焚き続ければ、どうなるのか??ストーブ屋が身をもって実験しております。過去2回記事にしました。

 

生アカマツだけで焚いてきた薪ストーブの具合は??
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忙しい冬休み
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無垢の樹木であれば、「燃やせない木はない」と日頃言っております。ただやってくるストーブ希望者は、ネット情報の受け売りで「杉などの針葉樹は焚いてはいけないんでしょ」と言ってくる客も多いんです。それは基本間違いです。燃やせない樹木はありません。ただし・・・燃やすことは結構なネガを負うことも、リスクもあることは間違いないです。

そのネガをリポートしようというのがこのブログ記事の趣旨です。

その3回目。

前回は年末の休みに入ってからの掃除で2回目です。12月頭までは、一焚きすれば事足りたので、一か月半位持ちましたが、12月に入ると本気焚きの日も増え、3週間で排気の抜けが悪くなる限界地点近くでした。

で3週間後を目安に、と本日煙突掃除を決行しました。

結果として、あまり酷くはなかった。

これはこの間気温が下がってきて、松だけの薪では都合が悪くなったため、堅木の乾燥薪も併用するようになりました。それは松は火力は申し分ないのですが、火持ちが悪いのが影響してます。

我が家のストーブはソープストーンストーブの元祖ともいえる「ハーツストーン社のヘリテイジ」です。ソープストーンでできたこのストーブの最大の特徴はヒートライフという蓄熱性が高いことです。ヒートライフが長いといっても、ガツンと焚いて消えて・・・・その熱量が長続きするのと、熾火として一緒に熱を発してくれるのとは全然快適度が違います。

つまり火力はあっても、火持ちが悪い松では、朝のストーブ温度が低くて・・・・・ダメ出しです。(主に妻からの感想です)

それで新年度以降は、松は使いますが、途中から通常の堅木薪をくべるようにしています。

そのためか。思ったほど煤は多くなかった。

でもどんぶり一杯強回収されましたので、向こう10日位で煙突掃除は必須だったでしょうね。

 

そんなわけで、松だけ燃やして過ごすということは夜明け前時の室温が下がりすぎる、というデータが得られました。

松材の利点としては、ともかく立ち上げが早いし、細かい操作も要らないし、細割が要らない。

 

さてまた2月に報告しますね。

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