今日は日光山麓今市扇状地では、いろんな桜が咲き誇っています。
我が家の屋敷森の山桜も咲いてきました。私のブログ長い付き合いの方はもう耳タコの歳時記話題です。
今日改めて数えてみたら30本位あるんですね桜の木が。
私の住む集落は、戦後入植者が開拓した土地です。
「本村」は川の周りにあって(穀倉地帯)、此処は村で一番標高が高い、つまり水の便が悪いんで、人があまり住んでなかったんです。
だからシベリアなど戦地から帰ってきた人たちは、鶏や牛を飼ったりして入植しました。当時は私の(前の所有者の)土地には植林がされていて、それを伐採した跡に、山桜やコナラが自生し始めたらしいです。だから大体樹齢80年位と揃っているみたい。
だから此処の桜は、大方皆親兄弟、親戚みたいな種から育っているはずなのに・・・・全く花が違う。
色が白いもの、ピンクかかっているもの、花が大きい奴、小さい奴。そして葉っぱと同時に芽吹くやつ、葉っぱは遅い奴・・・・・。咲く時期もズレる。だから30本もあるのに、あまり美しくない・・・・・(-_-;)。
毎年6月に白根山に炭を担ぎ上げていますが、この時季標高2000m位にミネサクラという高山系の桜が咲いてます。日光だけでなくこの名前を持つ桜はあちらこちらにあるのですが、名前は一緒でも亜種が多いみたいで、これまたその山ごとで興が違います。
人間が作った桜でない、天然の山桜と言う物は、きっと敢えてDNAを少しづつ変えて群生するんだと思っています。
きっとその方が環境の変化に強く子孫を残すに違いない、と知っているんだな。
そう思うと人間も、個性が広い生き物。
千年後 生き残っているのは山桜?か人間か?
タイムマシンで確認したい気がする
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