昔の仕事はそうそう切れない
ということで、今日は土間コンクリート打設手伝い
本来は連休明け7日の予定でしたが・・・雨で今日に順延。
露天ですので、雨で土間コンは通常不可能です。
ならば快晴なら最高か、というとそれまた問題でして・・・・・。
コンクリートの強度、というものは設計に明記されていることもあるように、事前に決めて申し込みます。「スランプ」と言いますが、水分量はその日の天候次第で調整が必要です。
特に今頃5月が一番難しいのです。
昨日は山の上は雪が降ったらしいです。この二日の朝の気温は5度位でしてストーブを焚いたほどでした。
こんな気温で日射がないと・・・・・コンクリートは中々固まってくれないのです。
だからこうした陽気の時は、スランプ量を減らします。
今朝は寒いくらいだったのですが、雲一つなく日が上がるにつれて日射が強くなっていきます。
こうなるとコンクリートの水分の蒸散が早くなり、硬化スピードもみるみる速くなっていきました。
この現場は、このコンクリートの上にシートを貼って床材仕上げになります。つまり左官としては「金鏝仕上げ」といいますが、3回鏝で磨いて下地を作ります。
コンクリートの締まり具合を測りながら作業するわけで、1-2回目 2-3回目の間にはインターバルがあるのが普通なんですが・・・・。そんな良すぎる天候のせいで、3回目は間に合わない、遅れ気味になってしまい職人たちは昼ご飯抜きで連続作業になったようです。
でもなんとか納まったようです。左官工事は晴れ過ぎても良くないんですね。その意味、雨、雪だけでなく熱さ、寒さも大敵な工法なんですね。
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