薪ストーブユーザーなら、薪の樹種によって相当燃え方というか、暖房性能が違いうことは体験済だろう。
針葉樹と広葉樹なら誰でも気が付くだろうけど、火持ちが倍くらい違う。同じ広葉樹でも柳と楢では1.5倍くらいの差がある。だから「この薪は立米○○円だから安い、とか高い」とは一概に言えない。
一方ペレット燃料は、工場で生産され、直径7mmで20mm前後の長さ、と形状が揃っているから、性能も一緒なんじゃないかと思われている。だからこっちのホームセンターでは○○円、ストーブ屋では○○円と比較されてしまう。
が、実は結構性能差はあるのだ。
このことはペレットストーブ屋は口に出すことは少ないと思う。だって場合によっては、自分の処で売っている燃料が低品位だと明言することになるかもしれないから。やぶ蛇かもしれない。
ただし・・・・
木質燃料ストーブを売る、使う という相対の関係性の中で前提になるのが、燃料は工業製品でないから、手に入るものを使って工夫する、ということだね。
その前提からすれば、ペレットストーブ屋も、自社で売っているペレット燃料は、こうした特徴があります、と燃料一般の中での位置づけを明言した方が良いと思っている。
針葉樹の薪を売っているストーブ屋も居るだろうけど、流石に広葉樹とは値段は違うはずだ。
同様に、ペレット燃料も素材の樹種によって性能差がある、と世の中に徐々に知れてきた実情もあり。この際相場形成というかランク付けも必要な時代なのかなあ、と思う。
日本国中で売ろうという工業製品は、製造コスト+輸送コストで定価が決まる。ガソリンなどは為替や世情などの要因以外では、輸送コストの割合が大きいので、高い県は何時も高い。
ペレット燃料も薪も、価格を大きく左右するのが輸送コストであり、遠方に高品位のものあっても、取り寄せれば運賃の加算で、毎日使うには・・・・相当な価格になる。
近くで作っているから輸送コストの関係で安いんだ、でもカロリーは低めかも・・・。地域のペレット工場を応援するために、少々ネガがあっても使おう・・・。
こんな風に国内で生産できるエネルギーを、価格を挟んで作り手と使い手が、了解しあえるのが一番良いことだと思う。
↑当社で扱ったり、扱っていたペレット燃料3種。見た目も違うが使えば、だいぶ内容が違う。
現在の取り扱いブランド
今季10kg詰めは 信州産
フレコン売りは鹿沼産
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