デカーレ矢板 プロジェクト進行中

TOWN

県内には「トーセン」という国内でも有数の規模を持つ製材会社がある。那珂川町で廃校跡地でバイオマス発電所を運営し、その温廃熱でビニールハウス栽培を行うなど、森林資源だけでなく地域産業創生などに熱心な企業なのだ。

当社も11年前にペレットストーブ事業を始めた時に、こちらも生産が始まったトーセンさんのペレット燃料を3年ばかり扱ったことがあった。

以来お付き合いはなかったのだけど・・・・。

 

栃木県の中央部に位置する矢板市は、現在3万人余りの小さな町だけど、この15年で大きく人口を減らした。

その大きな理由は、「城下町」とも呼ばれた電機メーカー大手「SHARP」矢板工場の撤退である。東日本地域での主力工場であったけど、ご存じのように自力更生がとん挫し、現在海外企業の一部となっている。

矢板工場はそのメンテナンスと物流倉庫として一部が運用されているけれど、大方の施設は空き家だったのだ。

その資産をトーセンさんが買収し運用するというニュースが流れたのは昨年の秋ごろだった。地元製材業者が、日本を代表する家電メーカーの工場を取得する!というのはびっくりしたけど。これも時代の流れ・・・かと。

先週国道沿いにある旧シャープの工場前を通ったら、冒頭に挙げた看板が出来ており、その先の建屋でいろいろ準備作業をしているのが見えた。

「動き始めているんだ」と知った。

 

 

 

土曜日自分の会社に戻って落ち着いて考えてみると・・・

「私は座視していて良いのだろうか????」

「自分が手を染めてきた同じフィールドで、すぐ近くで大きな動きがあるのだ」

「最低限人と人の関係ができるだけでも良いのではないだろうか」

 

そう思って準備室あてにメールを打っていた。明けた昨日月曜日担当者(準備室室長)からメールが来て、また午前中の留守中に電話もあったらしい。

15時ごろになってその担当者の携帯に電話すると

「今ちょうど御社の前のコンビニ着いたところです」という

(*_*) したけれど。担当者の脚の軽さに関心し、当然すぐに意見交換の会談になった。

立場、スタンス、目標・・・・色々分かったことがあって有意義でした。

 

きっとこの先も、お付き合いが続くのでは、と思いました。なんかしらのコラボに発展するかもしれません。

そんなで予定外の会談で昨日は記事が書けませんでした。

DECARRE「デカーレ矢板」脱炭素+地方創生
デカーレ矢板は、弊社の提唱する50km経済圏「エネルフォーレ50」の基本構想を軸としたモデル地域です。DECARBONIZATION(脱炭素)×REGIONREVITALIZATION(地方創生)=DECARRE

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