ここまでのオサライとして
ペレット燃料は
ホワイトという樹皮を含まないものが灰が少なくて熱量も高めと言われているが、松系の樹木を使ったものは全木でも熱量高く全般に評価が高い
ということ。で終われば苦労はしない。では評判の悪いペレットってどんなの?
つまり熱量低く、灰が多い、煙突にタール系の煤が付く・・・・という評価が低いのは杉を素材としたペレットが多い。
青森から九州まで日本の植林地は杉だらけ。実際国内のペレット製造工場はその多くが杉を原料としている。
が、松系などとユーザーが比較するにつれて市場の評価は相対的に落ちてきている。
このミスマッチ(供給が多いのに需要が低い)が、この業界の大きな課題だと思っている。それはこの先ギャップは拡大しそうだ。
杉は加えて「クリンカ」と呼ばれる結晶状の汚れが燃焼ポット内部に付着するのもネガな部分である。
「日本ペレットストーブ工業会」という販売店とメーカー、輸入元が集まる業界団体があるのだけど、昨年の総会で私はメーカーに提案というか申し入れを行った。
「杉ペレットを問題なく燃やせるストーブを作って欲しい」
杉材が熱量が低いのはしょうがない。でもその分安ければ需要は生まれる。レギュラーガスとハイオクでは価格が違うじゃない。ただメンテナンス(灰掃除やクリンカ除去)が低減されれば、日本中に存在する杉ペレットはもっと普及すると思うのだ。でないと、杉ペレットを作る工場がドンドン淘汰されていく。
エネルギーの地産地消 というお題目は結構なのだけど、このように結構簡単ではない。
栃木県の矢板市で今シーズンから、日本有数の規模を持つ総合林業会社がペレットの販売が始めた。
当社の顧客からも「どうなの?」と聞かれる。
10kgで500円 当社のぴゅあ1号の売値が880円だから、価格だけ比べたら問題にならない。
製造直売で輸送費もかかってないから、これは当然と言えば当然の販価であろう。
だから質問する人には「どうぞどうぞ使ってみてくれ、ただ安い分当社のペレットと違って多少の配慮が要る。それが問題無ければドンドン使って欲しい」と言っている。
私はペレットストーブ本体もそうだけど、燃料も特殊なもの、高価なものでなく、誰でも普通に買える使える暖房器具であってほしいと思っている。だから県内2-3か所くらい製造所があって、取りに行けばこのように500円位で買えるのが理想だと思っている。そうなれば、灯油買うより暖房費が圧倒的に安くなる。
でもエネルギーの地産地消は、そう簡単ではない。
というのが昨今のペレット燃料事情です。
長いことお付き合いありがとうございました。
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