ペレットストーブに断熱煙突採用意味

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ペレットストーブは排気温度が薪ストーブより遥かに低い、というのが昨日までの話でした。

現代日本で通常使われる薪ストーブ煙突は125mmから150mmの断熱煙突です。一方ペレットは排気径80mm前後の非断熱菅です。木が燃料という意味でストーブ本体は似ている、とも言えますが煙突自体はダンチです。

ペレット燃料は完全乾燥であり、炉内で完全燃焼し、ファンで最初から外に強制排気するのでよほど粗悪な燃料でなければ、1,5トン位燃やしても煙突詰まりは勿論、煤の発生も薪よりはるかに少ない。

それで径が細くても、断熱煙突でなくても要は足りてしまうわけです。 但し断熱煙突がないわけではなく、状況によっては使わないとネガが出る場合があります。

その厳しい条件というのは、マイナス10度を下回るような寒冷地で、外部露出部分が長い場合。冬の季節風が強い日本海側や山岳地帯で、屋根より上部で排気を解放する場合 などです。

今回はどちらにも当てはまりませんが、排気管がストーブの想定より長いため、ドラフトへのアシスト、そしてタール等の発生予防のために断熱煙突の採用を提案しました。

私自身この現場実験的というかモニター的施工要素が多分にあるので、来年のメンテナンスが今から楽しみですが。シーズン途中でネガがでないとも限らず、少々怖くもあります。

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