珍し 屋根抜き煙突のペレットストーブ

WORKS

昨日は夏前に設置したペレットストーブの「火入れ式」というかレクチャーに行ってきました。

こちらの機種は岐阜県の豊実精工さんの「HPS100SA」という機種です。こちらの現場他のペレットストーブ施工例と全く違うことは、排気管が屋根抜きであることです。

このページの常連さんなら言うまでもないことですが、市場に出回っているほとんどのペレットストーブは、燃焼のための酸素の供給に電動ファンを使います。電動ファンが要らない代わりに垂直方向5m以上の煙突が無いとまともに燃えないのが薪ストーブ。

設置コストが薪ストーブ方が倍くらいかかるのは、主にこの煙突構造とその工事費の差といっても良いでしょう。

一般的に電動で排気を出すので、逆に長いと排気抵抗が増えてしまいます。外壁に面したところに排気穴を開けて排気を排出するので一般的な排気管の長さは2m少々です。だから工事時間も、部材費も薪ストーブの何分の一かで済みます。

しかし 今回のユーザー様は、リタイヤ後に建てる新築住宅に「薪ストーブを入れたい!」という一心で当社を訪問されました。

例によって例のごとく、コウダは、薪のことをどう認識しているのか・・・・、手に入れる方法の予定は・・・薪割したことある?・・・・。乾燥も2年かかるけど薪棚はどうする?

冷酷なまでの質問攻めに、お客様は そんなに大変だとは思っていなかった、自分にはできないわ、と納得されました。

それはそれで不幸になりそうな方を一人救ったのは良かったのですが、建築予定の家の図面はもう出来上がっていました。

家の中央部に描かれた炉台からはどうやっても壁抜きは無理でした。

それで滅多やらないことですが、煙突チムニーから排出するペレットストーブ工事となりました。

実は薪もペレットも両方手掛けるストーブ屋さんて少ないのですよ。当社に来てくれてラッキーだと思います。

ランキングポイントアップのため記事が参考になったなら、テラ銭代わりに下のバナーをクリックしてくださいませ。毎度のご協力お願いします。

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました