そんなわけで、鹿肉を体験しに行ったカフェレストランを出たのがもう15時近くになっており・・・・。
ディナーの猪料理店は人気らしく17時からのコースしか空いていなかった。
わずか2時間余でまた食事!! 妻の顔には呆れた表情が見えた。
ランチのメインデッシュさえ辞退した実年夫婦には、相当ハードルが高い、というか苦痛にも近い食事になりそうだ。
で、その人気店に到着すると、人気店らしく色んな有名人のサイン色紙や来店時の写真などが壁一杯に掲示されていた。タレントの「出川氏3度目のご来店」と言う位は驚かないが・・・・・。
星野リゾートの星野社長やサントリーの新浪社長もいたのには、流石に驚いた。経済、流通界の大御所たちも市場調査しているのだ、と感じたしそれなりのパフォーマンスの店だと想像した。
ただ・・・ランチの野菜サラダの盛が良すぎた。それに鹿肉も結構なボリュームだったし・・・・普段だったら今日夕食抜きでも良いよね・・・という感じだった。
席に案内され、鍋や炭火焼の七輪が要される段で、早くも店員さんに「締めのうどんとか餅とか」不要だと伝えたのだ。
前菜はともかくメインはイノシシ肉と牛肉の串焼き、そして味噌仕立ての牡丹鍋となる。
この店も基本予約のみのコース料理選択が基本である。
ただ猪オンリーではなく、豚肉 イノブタ とメインの肉腫が選べるようになっていた。
勿論イノシシ肉が一番高い。ここに来て豚肉はあり得ない、2000円高いイノシシ肉セットを予約していた。
エノキや白菜など野趣あふれるみそ仕立ての牡丹鍋は、勿論美味しくはあるのだが、条件が悪すぎ・・・・。
もう一つ悪条件は気温が35度くらいあって・・・炭火を前に置かれてそれだけで眩暈がしたくらいで・・・。
ただ今回は研修だから・・・・。
気になっていたのは、長野でも「豚熱」が出ていて、イノシシ肉は流通出来ていないはずである。
それを予約の時に尋ねると、当店のイノシシ肉は関西方面から仕入れており、生かし罠で捕まえたあとプール(飼育して)新鮮な解体の後の肉を使っている、という説明を受けた。
ジビエ肉に相場があるのか分からないが、大体和牛の安い方辺りのような気がする。栃木でも豚熱で流通が止まっているように、イノシシ肉を使うとなると結構大変そうだなあ、というのが感想。
仕入れコストもそうだけど、安定供給という面でも不安定要素がある。
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