初体験の宿坊の夜
先に書いたようにこうみえて「神経質」だし・・・最近夜中に2回はトイレに起きるし・・・同宿者に鼾持ちが居たら・・・・。
眠れないんじゃないか、・・・・・。

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というのは全くの危惧で済んだ。
8時に就寝して4時にトイレに起きるまで爆睡。やはり前日寝ていないのと、11時間の山歩きは相当な負荷であったのだ。宿坊の階段も手摺が無いと昇降できないくらい脚は痛んでいたけど、今回の目的地である「大峯山寺」まではあと50m位だ。
前日から僧侶が常駐するようになった「大峯山寺」は深いガスに包まれていた。千三百年以上前から幾十万、幾百万人が、そして現代でも多くの僧侶が修行を続ける「修行場」の頂点にいる。
たいした数ではないが・・・。地元日光、立山、熊野、出羽三山、蔵王、石鎚山・・・修験の山を訪ねてきたけど。
今回その総本山にいる! ということは個人的に感慨深い。
まだ午前7時だが、寺内には僧侶のほか、お札の販売や御朱印を書く3名ほどの方が居られた。他に聖地巡礼の正装ともいうべき白装束に金剛杖の方々も居て、それだけで私もその聖地に居る、という感慨が迫ってくる。
緊張とここに来れた慶びとで、何とも言えない空間を味わえた。
私事だけど、長女に第2子が受胎しているので、そのお守りとお札を求めた。
手前勝手な話だが、この山での願事は大峯山の神仏のご加護に加えて、じいちゃんの11時間にわたる参拝祈願道中で最高最強の願力になっているものと信じます。
さて
今回は此処が目的地なので、あとはオマケな旅なのだけど。幸か不幸か天気が悪い。
計画では、隣の独立峰を巡って、南側の天川村に降りる予定で、そのように歩き始めるのだけど。
実際ガスは晴れず、風も強くて、時折雨も降ってきた。隣の山までの最低鞍部に着いたら、エスケープルートというか沢沿いに下るルートがあることがわかって、何時もそうだけど眺望の無い山に登る意味はない、と思っているのでサッサと下山することにした。
もっとも一番の要因は「足が痛くてこれ以上登りたくない」というのが本音だけどね(;^_^A。
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