県内に新たなペレット燃料製造プラントが建設中です。
やはり本州はこれがほとんど、と言っても良い杉材の製材屑を原料としたものです。
前にも書いたかもしれませんが。日本の住宅建築に使う構造材材木は8割以上が杉材でして、住宅材の廃棄物でペレットを作ろうとすると原材料は「杉」一択になってしまうわけです。
しかしながら、杉は松系に比べて、火力が弱い、クリンカと呼ぶ灰の結晶ができやすい、排気菅がヤニで詰まりやすい・・・・・等々ネガが多い原料です。
といっても業界的に燃料不足が危惧されていまして・・・・。エリ好みは後にして杉ペレットをどう使うか、ということを考えるべきと業界には提案しています。
メーカーサイドには、杉ペレットを安定的に燃やせるストーブの開発を、私は個人的に要望しております。
試しに、と持ち込まれた試作燃料は20kgほど・・・・・・・(-_-;)。
この量では全くモニターになりません。
それでも松系とは違いはすぐにわかります。
カロリーはやはり少し弱いようです。
灰は白っぽいものができますが、問題はウエハースのように、燃焼ポットの中で積層になることです。
自動点火のストーブの場合。その度に燃焼ポットを掃除しないと、点火ヒーターと新しい燃料が触れ合えず、失火します。
窓ガラスの汚れ具合や排気管のタールの具合などは、やはり一か月くらい連続で焚かないと判別できません。
このブログの読者ならご存じのように、当社のオリジナル燃料の製造プラント機械が壊れました。
一応復旧を進めておりますが・・・・今後の燃料供給については、幾つかの選択肢があり、現在検討中です。
代わることもあるかもしれません。
色々モニターして検討を重ねたいと思います。その節は色々ご意見寄せてくださいませ。
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