先週顔見知りの御仁から電話で
「薪ストーブ貰ったんだけど、そちらでは据え付け工事だけ請け負ってくれるの?」
と言ってきた。
勿論工事だけでも請け負うんだが・・・・・気になるのは「タダの薪ストーブ」!だ。
「ホームセンターで売っている39800円などのストーブでないよね??」
「一応煙突径が150mmある」という。
ならば本格的な暖房用の薪ストーブだ。
それならば煙突部材と屋根抜き工事で最低でも40万円位はかかるよ、と電話口で言う。
ともかく現物持ってこられるなら見せてよ、というとその日の夕方軽トラで現れた。
もう20年くらい使ってません、と言うくらいの埃に塗れていて・・・・・・。パシフィックエナジーというカナダのブランドとはすぐにわかったけど・・・・・・。
確かに人が捨てるような代物だわ、と思ったのだ。日暮れだったので細部は分からないかったけど・・・・・スタッフに掃除させた翌日見れば・・・・・。
外観はまだ使えそうだけど・・・・・、燃焼室内部の痛みが酷く・・・バッフル板位置にはクリーンバーンの吹き出し口があったと思われる位置に・・・あと付けの鉄板が溶接されていた。
この部分が熱で溶解して補修したと思う。
と書けば、薪ストーブに詳しい方なら・・・・ストーブとして「価値 ゼロ」と思うだろう。
私だって思うだよ。
でも・・・本人は薪ストーブライフを思い描いている のだ。
さてコウダはどうアドバイスするのが最適なのだろうか???
まだオーナーは来ていないけど・・・・。
決めた
こう言おうと思う。
「薪ストーブの煙突システムは何十年も使えるシステムです、このストーブは薪を燃やせる鉄の箱として数年使えるかもしれません。でもそれがダメになった時、次の薪ストーブを導入するお金と、使い続ける覚悟がありますか????」
「設置工事の予算のこともありますが、継続的に薪を用意できますか???」」
どうなるかわかりませんが・・・・「タダだから・・・というのは、実はもっとも金がかかる」というの金言であることを証明しているかも。
ランキングポイントアップのため記事が参考になったなら、テラ銭代わりに下のバナーをクリックしてくださいませ。毎度のご協力お願いします。
コメント