そんなわけで、深夜2種電力を使った「最強暖房システム」は原発の稼働率低減のために、電力会社がサービスを打ち切り、「幻」のシステムになってしまったのだ。
ユーザーとしては「最高」の暖房だっただけに「惜しい」のだがこればっかりはどうしようもない。
勿論福島原発の惨状を見るまでもなく、核のゴミ処分が未確定で、一たび事故が起これば、人命もふくめ多くの災害が起こりうる原発の稼働には反対の立場なので、甘んじて受け入れる立ち位置だ。
ただ・・・・
これほど太陽光発電が一般家庭に普及すると、「昼間に自家発電で蓄熱する」ということも可能な気がしている。
忙しくてそのシュミレーションはまだだけど、何時か対費用効果を計算してみたいと思う。
さて冬場の暖房が、薪ストーブ一本足になってしまって4年位経つのだ。
蓄熱性に優れた我が家のソープストーンのストーブ・ハーツストーン社のヘリテイジは基本設計はもう20年近く前のストーブだけど、後発のアルテック社などに比べて、まだまだアドバンテージがあると思う。
彼我の最大の違いは、燃焼室の容積の違いである。最大58cm位の薪を数本同時に飲み込む、ヘリテイジの燃焼室は、それだけで熾火の保持時間が長い。これがアルテックと差が出る構造上の違い。
つまりソープストーンが単位重量当たりの蓄熱時間は一緒だけど、薪自体が熱を発する時間が長いのだ。
だから真剣に寝る前に焚いて、薪を満載して空気を絞って寝れば、48坪の日光の家でも、早朝室温は17度位だから・・・。
床下蓄熱暖房に比べては落ちるけど、贅沢言わなければこれでも充分と言えば、充分なのだ。
しかし
このブログでも「煩いくらい」書いているように、薪というものは用意するのは大変である。それはストーブ屋とて一緒で、この調子で・・・つまり仕事を退職してずっと家にいる妻が遠慮くなく燃やしてくれる状況だと、年間10立米以上の薪が消費される。
夫が作るキャパを越えている!!!!のが悩みの種の3年間であったのだよ。
そこで継続性を鑑み、「新最強の暖房システム」を構築することにしたのだ。
つづく
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