ストーブ業界は氷河期

CHAOS

まだまだ暑い9月ですが、ストーブ屋にとっては結構忙しい期間なんです。

当社は、ちょっと前のブログにも書いていますが需要の山が繁忙期の10-11月に重ならないように、ペレット燃料の早期割引。そしてメンテナンス作業の繁忙期の割り増し価格など工夫をこらしております。

普通の薪ストーブ屋さんも、新年度のカタログや新製品のパンフレット。そしてイベントの準備など忙しいはずです。

「はず」 ですという歯切れの悪い言葉を使いました。

 

というのはこの一年この業界非常に「景気悪い」のです。

当社ばかりではないみたい。

だからメーカーの営業もあまり来ないし・・・・。

すごーく沈滞しています。

日本経済堅調、と言われていますが・・・・上場企業の話であり、地方の経済は「悪い」ほうだと思っています。

ましてストーブは、大企業や人口が集中する都市部では売れず、ほとんどが地方それも農村部が多いですから・・・。

そう簡単に出せる設備投資ではないですが、3年前の鉄などの素材高騰や半導体不足で、相当な値上げがあったし、現在も為替の影響でそれは続いております。

大体5割以上値上げになっています。

つまり50万円だったストーブは80万円位になっているのです。

売っているストーブ屋が、「この価格じゃ売れないよね」と思っているのが実態です。

ストーブだけでなく住宅関連産業は地方は壊滅的危機ではないでしょうか?

時は与野党の代表選が行われようとしています。

地方を元気に、なんて言っている候補者もいますが・・・・・・どうだか????。

これまで何十年も高速道路やら大型公共事業を分捕ってきました、ということを手柄にしてきた自民党議員に期待はできません。

といっても野党も・・・・・ダメでしょうね。

 

もともと政治家に頼る業界でもないので、それなりの規模で、高くなり過ぎた欧米製に見切りをつけてアジアで作らせる算段をしたり、新しい市場を開発するべく新製品を作ったり、という動きはあるようです。

 

何と昨日、今季初めてストーブ代理店の営業がやってきました。それぐらい停滞しておる・・・・。

持ってきたパンフ

まだ詳細は発表できませんが、パンフ原案の写真をみただけで私は「これは良い!」と褒めました。

ただ試作段階で価格がまだ未定みたい、予価を聞いて「そりゃダメだべ」と言いました。

 

なかなか上手く事は進みません。

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