鹿を持って帰ったのは誰だ??

LIFE

昨日 朝のお勤めに出かけるためにバイパスを走ってくると路肩に動物の遺体が見えた。

日本鹿の子供だった。

私が住む旧落合村は、西側に標高960m余の鶏鳴山がそびえている。もうこの山一帯は、前日光山地の一部であるから、山中にはイノシシ、サル、カモシカ、ツキノワグマ など生息しており、シカももちろん多い。

山際の畑などには、動物除けのネットが施されているところもある。

が、私が住む東部は、JRや東武線、そして国道のバイパスが走っていて、タヌキはよく轢かれているけど鹿が交通事故に会ったのは初めて見た。

1時間後、勤め帰り「そうだブログネタに写真撮っておこう」とスマホを用意して近づくと・・・・・

何と鹿は消えていた。

犬、猫、タヌキ ならひょいと持ち上げることも出来るが、子供とはいえ鹿だから成人男子でも移動は大変だ。

国道管理のパトロールが稼働している時間帯とも思えず・・・・・・?????。

??あれ??もしかして美味いもの見つけた、と持ち帰った御仁がいるかも。

 

 

子供の時分父親が鳥類の狩猟を趣味にしていて、冬はよく鳩や山鳥、ツグミ、キジなど食べていた。

後々知るのだが、・・・どんな銘柄鶏肉も叶わない位美味かった。

そうした野生の味を思い出させてくれたことがあった。今の自宅を建てて間もなく、吹き抜け部分に設置した大きな明かり窓に鳩が衝突して絶命したのだ。

子供の時に、父親が捕ってきた鳥を羽を抜いて、七輪で産毛を炙ったり、母親が捌くのを見ていたから・・・・。

何十年ぶりかで野生の鳩肉を味わえた。

 

その後ハンターも周りにいるので、二度ほど野生のシカ肉をもらったことがあった。

「鹿肉要る???前足余ってんだけど要るなら置いてくわ」てな感じ。

前足とかは部位としてはランクが低い肉だと思う。

スーパーや肉屋じゃないから。捌いてパックに入っているわけもなく。

ヒズメ付き、毛皮付き 文字通り前足一本置かれていた。

 

それを秋田で買ったマタギ包丁で毛皮を剥いで、骨から切り離して・・・・。

結局ビーフシチューを作って、本当はディアーシチューだけど。家族にふるまった。

味の評価を聞いた後、実は鹿肉だったと暴露したら、先に孫を連れてきた長女は、当時

「え!私バンビ食べちゃったの??でも美味しかった」と言っていた。

 

という土地柄だから、私以外にも「良いもの見っけ」と持ち帰った御仁が居ても不思議はない。

 

小鹿だからなあ、柔らかくて美味かっただろうな・・・・ね。

 

そう思ったら逃した魚は大きかったかも・・・・・・\(◎o◎)/!。

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