集会所崩壊の危機

TOWN
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今年から自治会の役員の一人なのだ・・・・。前から書いているのように、コロナ禍の弊害と、コロナだからやらなくて良いことはやらない、という役員が続いたことで・・・そうとう自治会会活動が劣化してしまい、ピンチだ。

7-8年前に役員を務めた先輩が、「そろそろ屋根塗装が必要な時期」とアドバイスを受けたことで、分区長が近所の塗装店に見積もりを依頼していたのだけど。

その見積書と一緒に塗装屋が「塗装も必要だけど、下地が怪しい」と言ってきたらしい。分区長から連絡を受けた私は、早速屋根に登ってみる。

「怪しい」どころか かなり「ヤバい」

屋根のトタンだけで持っている?? というくらい体重で屋根がフアンフアン上下するのだ。

慌てて分区長に集会所のカギを借り、屋根裏に潜ってみると・・・。

狭くて全部見切れませんでしたが・・・おそらく3割くらいの屋根下地の合板が劣化崩壊していました。

 

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私もリフォーム業をやっていた端くれ、これはアウトですわ。

屋根塗装なら数十万円で済みますが、これは屋根下地の張替えが必須で、0が一桁増えるのは避けられません。

集落の貯金がいくらあるかは知ってますが・・・これほとんど無くなるんじゃないか、という大改装になるでしょう。

先日紹介した一緒にサウナを作った工務店に相談して概算見積もりを依頼してますが・・・・どうなるでしょうか???。

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空き家になった家は、10年位で屋根が抜けるんです。

雨漏りが原因ではないです。湿気や結露なんですよ。家を腐らせる諸悪の根源は。

20年前に引っ越してきて、4班のローテーションで月一回の清掃作業があるのだけれど。その時換気扇を回しっぱなしにして帰った方が良い、と言うと。電気代が・・・とか火災になるんじゃない?なんてクレームがあったのだけど、私の班だけは換気扇を点けっぱなしにしていた。が 統一した行動でないから・・・・・。

籠った湿気や結露が、屋根下地の劣化を招いたことは間違いない。

これが野地板が無垢材だったらもっと延命していたろうけど・・・・。手間やコストやら、あるいは耐震性などの理由で屋根下地は合板が使られるようになって40年は経つけど・・・・。一般の人が普通の板材より強いと思ってしまう合板って、こういう湿気には凄く脆いんですね。大工ならだれもが知っていること、合板の方が丈夫で長持ち地震にも強いはず、と思っているのは、一般国民と国交省の役人だけです。

公民館など普段人が生活していない建屋は、こうした配慮が欠かせません。皆さんの周りではどうですか??

他人事と思ってはいけませんよ。共有の財産の短命は、皆さんの負担増になりますからね。

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