赤面! ルートを間違えて違う山に登ってしまう大失態

LIFE

昨日書いたように、今回の山歩きは、事前の調査がゼロに近くて・・・・・。

稲刈りをした知人宅とストーブ屋仲間にちょっとだけ用事があったので、帰りに寄ろうと「長野市界隈を狙っていた。

「そういえば妙高山の後ろに険しい山容だなあ、と前から見ていた山があってので、それやっつけてみるか」と思ったのだ。

地図で見ればその山は「高妻山」だった、2800m位あって、往復10時間位掛かるらしい。

これは結構ハードだ。良く調べれば百名山だった。

 

午前3時30分に自宅を出発するも、入山口に着いたら7時を回っていて100台位入る駐車場は満杯、道路にまであふれている。流石の10月連休の百名山である。

2km手前に「黒姫山登山口」というのが見えて、そのまた中間位に駐車スペースがあってそこにも20台余りが止まっていて空きスペースがない。でも無理やり車を笹原に突っ込めば、止められそうなところが一台分だけあったのだ。

そこに突っ込んでとりあえず車は止めた。

しかし

この奥にゲートが締まった林道が伸びているだけで、登山道やコースの案内図など何処にも無かった。

身支度を整えながら?????どうしたものか??と思っていたらカップルのハイカーが林道を登っていく。そしてまた別のカップルもやってきたので、安心して林道をたどることにしたのだ。

30分歩くと、ようやく「登山道」の看板が出てきて左側の小道に入る。それからさらに30分歩いて最初の休憩を取る。

樹林の中なのと、ガスで方位さえもわからない、けど 西方面に向かっているはずが、どうも北西っぽい。

それに百名山の登山道にしては、道標も全くなく、道の踏まれ方も・・・・それっぽくない。

これ違うような気がする

 

時間が無かったので、地図さえも持たずに来てしまったのだけど。改めてここでスマホのGPSをチェックすると・・・・

「これ黒姫山に向かってんじゃん!!」

「ジャンジャン」という結末。

 

でも、後悔はなかった。ストレス解消に山歩きがしたかったので、かえってこっちの方が静かかも・・・

最初の2組以外誰とも会っていない。

で、少々の恥ずかしさを内包しながら「今日は黒姫山登山だったのだ」と目標を変えて登り始めるのだった。

 

紅葉もイマイチで、眺望も雲が煩く、地味さは拭えなかったけど、下り始めるころには青空も広がってきて

何よりもすれ違うハイカーも少なくて、「静かな山歩き」ができてそれなりに良かった。

往復6時間余の行程も、体力的にもちょうど良くて

「違う山登っちゃったけど、これで良いんじゃねえ」

という結論でした。

 

60歳以上の方は知っているだろう 大相撲幕内力士「黒姫山」

この地の出身だろうね。「デコっパチ」と呼ばれた頭からぶつかる押し相撲が取り柄だった。

最近の力士と違って、最後まで真向ぶつかって、引き技なんか少なかった気がする。

ラクビーの経験はないが、母校の伝説的監督北島氏の「メイジ 前へ!」という教えは今でも私の人生訓である。

それに重なる黒姫山は、今でも好きな力士だった。

 

だから  今回 間違っても OKOKなのだ。

 

下山後はお約束の信州そば。流石に美味かった!!!です。

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