薪ストーブ屋が自宅にペレットストーブ設置 その2

LIFE

というわけで社長の自宅にペレットストーブの設置計画を具体化することになったのですが。

ずっと悩んでいたのはその機種です。

日光で46坪築20年の家ですから、出力10kwクラスの大型ストーブを奢ることも考えました。

が、一方で零細商店の身の丈、展示機やイベントデモ機つまり中古ストーブを卸す、という選択もあります。

 

実は一番の候補機は↓ これだったんです。

オーストリー RIKA製

このストーブ通常の取引ある輸入元から仕入れたものではなく、ちょっと訳ありで、青森県からやってきたんです。

気に入ったのは、この意匠というかデザイン。

 

クリーム色の部分 「砂岩」でできているんです。自然石の見事な紋様。

薪ストーブが米国ハーツストーン社のソープストーンという石で作られたストーブなので、我が家のリビングには、天然石でできた薪とペレットストーブが二台鎮座しているって・・・・壮観だし、日本中探してもそんな家極小でしょ。

カッコだけでなく、輻射熱タイプで温風も出ずに静かな点。燃料が25kgも入り供給手間が省ける点。

とポイント高かったのですが・・・・最大のマイナスポイントが「重量」

何と薪ストーブヘリテイジよりも遥かに重い「250kg!!!」

組立てて見ると、3枚の砂岩は総重量130kg位ありそうでした。

我が家は、半自作の家でして、材木の乾燥が不十分で、床鳴りがするのです。

薪ストーブの真下は補強いれてありますけど・・・・・他の場所に置くとなると、床鳴りが酷くなるのも・・・・。

 

この一件で、砂岩ストーブは諦めたのです。

 

で代わりになったのは、↓ これ。

このストーブも訳ありで、同じく北方からやってきたんですが。来たときは、すでに国内廃番商品となっておりまして新品ですが、所謂「型落ち展示品処分」品です。

これを採用することにしました。この機種のセールスポイントは厚さが26cmしかなくてコンパクトに納まること。弱点は薄いだけに燃料投入口が小さくて燃料が入れづらいことです。

出力は7.5kwで「中型」のストーブですが、これまでのストーブ屋稼業の経験上、妻が在宅で居て家を冷まさなければこれで行けるだろう、という読みもあっての採用です。

 

コンパクトに納まり、部屋が狭くならずに「正解」だったと思いました。

外気が暖かく、まだまだ試運転ですが、薪ストーブより立ち上がりが圧倒的に早いので、妻は満足しているようです。

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