そんなわけでアリのごとく湿原に向かう行列を尻目に車に戻ったのはまだ10時前だった。
昨年の磐梯山登山はガスで視界ゼロ。もやもやのまま下山して一考、まだ早い時間帯なので一転西に向かい新潟の村上で海の幸を堪能したのだ。
実はこれで味をしめてしまい、今回は最初からそれを狙っていた。会津まで行くと新潟は近い、といっても村上まで100数十キロはある。でも高速で一本だからライチタイムには間に合う時間だ。
海なし県の山裾の育ちだから、この辺り住民のご馳走は鮮魚なのだよ。冷蔵冷凍技術や運送の発達により田舎でもそれなりの魚は食べられるようになっているけど、流石に朝港で捕れたもんを食せる、というわけにはいかない。
茨城あたりのそした漁港というか観光漁港には行ったことが無いが、TVなどのリポートを見るとそうしたメッカには全国全世界から集まるので「海の幸」満載だと思う。だけど・・・・どうせ食べるなら「サーモン」や「マグロ」の乗った海鮮でなくて、地魚が食べたい、とずっと思っている。だから那珂湊などはあまり行く気がしない。
年に1,2回の遠征ではこれまで幸いに美味しいものにありつけている。屋久島の首折れサバ、利尻のウニ、愛媛の鯛、高知のカツオ・・・・・・。
そして昨年偶然見つけた村上市の岩船漁港の漁協直営食堂。
常連さんならご存じのように、もう義父母も他界していない秋田に夏通うのは墓参りと岩ガキを食するのが目的なくらいで、村上でも食せるとの期待で寄ったのだ。
しかし二日間の荒天続きで「本日岩ガキありません」の張り紙が・・・・。
逆に言えば、本当に組合員が捕ってきた魚介で営業しているみたい。
今年はまだ他の漁が忙しく岩ガキはもう少し先からの漁みたいだから最初から無いことはわかっていた。
で昨年感動した地魚の刺身定食をオーダーする
鯵、鯛、イカ、鰤、スズキそして一番だとおもったのがヒラメである。
美味かった
もうご飯は食べても茶碗軽く一杯なので、ご飯は半分に減らしてもらったけど(米も流石に新潟美味かった)完食。
早朝から景色で目が満足、そしてお昼はお腹から満腹であった。
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