今日も惑っている

WORKS

前回は、ペレットストーブを何処に設置したらベストか、あるいはベターか????

この仕事10数年やっているけど「惑っている」ことを書いたけど・・・。

今日も惑っているのだ。

昨日現場調査にむかったお宅は、2か月ほど前に訪れて二回目だった。

惑っているからもう一回訪問した。

こちらのお宅は、屋根材も葺き替えるような大規模リフォーム中で、前回来た時もリフォームの計画の全容がまだ不確定のような感じだった。

前のオーナーは陶芸をやっていたような建屋で、土間部分が12坪位あって、冬は寒そうだったけれど、ここは板張りに替えるという。やはり作業場として使用するらしいけど、その隣の居間も暖房が欲しいという。

であれば、「一択!!!」ペレットストーブであって、もう一つ暖気を排出するダクトを持つイタリア製「エデルカミン社」のストーブだ。こうしたストーブは国産では存在しないが、欧州ではこのように、設置部屋以外に温風を送ったり、温水で床暖房やパネルヒーターを暖めるペレットストーブが、当たり前のようにバリエーションに入っているのだ。

この機種の採用は早々に決まったのだが・・・・・。

いくら温風ダクトで送る、といっても際限なく長く送れるはずもない。当社のこれまでの実績でも、直上、直下の部屋とか、真後ろの部屋とか、温風ダクトは概ね3m位しか伸ばせない。

で、私、この作業場を見た時に、玄関ドアがあまりにプアだったので、そこから遠い部屋の右奥隅にストーブを置く事を提案したのだ。

しかし温風ダクトが機能する背面の先はトイレだった。トイレをを避けて(オフセット)して居間の方に暖気を送る見積もりというかプランを書いた。

 

でもそこは廊下であって、肝心の居間の中心からちょっとズレている。

 

これってベスト???ベター??? ずっと惑っていた。

で、気になって仕方ないので、片道1時間半という言う当社の中でも最遠になりそうな現場に行ってきたのだ。

リフォームは進行していた。

で前回は「やるかどうかわからない」と言っていた作業場の壁内部の断熱材も追加されたみたい。サッシもペアガラスになっていた。

これならば、作業場のストーブの位置は何処でも良いと思った。

 

で、当初のプランを自ら否定して、ストーブの置き場所を替えて、壁の後ろのDKに直接暖気が送れるプランを再提示してきたのだ。

行って良かった。

胸のもやもやがすっきりした。これならば、自分が考えるベストの提案設計と言い切れる。

 

ストーブの機能や見た目、そして使い勝手。そのすべてでベストな提案ができるストーブ屋でありたいと思っています。

提案、プランニングは他社に負けない自負があります。

 

だから    「惑い」もあるんです。    (;^_^A

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