剣山から下りて付近の宿泊施設で風呂を頂いていたら、16時30分を回っていた。
今回の旅の獲得目標は、剣山、三嶺、そして高知城である。
明日の夜は高知市にホテルを取ってあるけど・・・・今夜はどうしたものか????(山での行動が未確定のことが多いのでこうしたことは茶飯事なのだ。)
一泊目がそうであったように、この辺りで野営するのは簡単だ。が食い物がない。
高知市に近づけば良いのだけど、今度は野営ポイントが無くなってくる。
痛し痒し、という感じ。
ま、どうにかなるだろうと、まずは夕食を求めて高知市に向かう。ここでもコンビニ難民で、結局南国市辺りまで夕食にありつけそうな店やコンビニはなかったのだ。
もう居直って、高知まで行ったるわいと高知市内へ入った時には、午後7時もう薄暮時だった。コンビニは一杯出てきて・・・とりあえず夕食とツマミと晩酌をゲットする。
これからキャンプ場を探す時刻ではない。とりあえず海まで行けば、海水浴場などなんか泊まれそうな所あるだろうと海岸に向かったのだが・・・・。
驚いたことに、こんなに広大な海岸線を有する高知県には海水浴場がほとんどなかったのだ!!!!!。
これには驚かされた。海水浴場あれば、トイレは勿論駐車場もあり、夕べはアスファルトの上でテントを張って背中が痛くなってしまったけれど、今夜は砂や草の上で眠れるかも、という希望は霧散した・・・・_| ̄|○ 。
仕方ないので防潮堤の上で車中泊することにした。
しかし当日高知市は気温37度。日が暮れても32度位あってとても眠れたもんじゃない。
最初はレンタカーの中で寝ることを試みた。
ルーミーというミニワゴン車だったけど助手席を倒せば何とか横にはなれそうだ。しかし暑くて寝てられない。エンジン掛けてエアコン点けてみた。
流石に大衆車、エンジン音と振動が凄くてとても寝られない。
えーい
とマットと枕をもって防潮堤の上で寝ることにした。
もう午後9時位になっていたけど、真夏の日射を受けていたコンクリートの塊は、相当な蓄熱性をもっており今なお不快な温度を有している。本来は地面の冷気を伝えない構造の登山用エアーマットは、今回地面の暖気を伝えないことに役立っており、海風もあって車中よりも快適そうだ。
しかし・・・・
今度は夜中に何回か痛い思いをする。
暗くて分からいけどフナ虫かなんかが齧るのだよ。
それで防潮堤の上にも居られず、車中に戻った時には12時を回っていた。
流石に気温も下がってきて、車自体の温度も下がり窓を全開にすればなんとか過ごせそうだった。
とかなんとかやっているうちに夜が明けてきた (-_-;)。
そんな話を
自宅に戻って妻に言うと
「貴方やること大胆のわりに神経質だからね・・・・」
まあ持って生まれた気質だからね、しょうがない。これから変えようもない。
妻が発した言葉裏には、「南海トラフ地震の注意報が出ている高知県の防潮堤の上で寝るなんて」という意味が込められていたようだ。
居直りも得意なので高知城へ行く前に夜明けとともに、予定外の室戸岬を目指すことにした。
室戸岬周辺はジオパークになっていて、陸地の成り立ちや地震との関係など勉強になった。
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