ローカル線に乗る

TOWN

新日光市は5市町村が合併して誕生したわけだけど、合併により東武線とJR日光線に加えてわたらせ渓谷鉄道と野岩鉄道が域内の鉄路となった。後者2線は赤字ローカル線である。

わたらせ渓谷鉄道(以下 わ鐵)は旧国鉄・足尾線。JR両毛線の桐生駅と旧足尾銅山山元の間藤駅を結ぶ。

野岩鉄道は、国鉄時代に建設していたが、赤字確実路線ということで建設が中断しており、民営化と共に開業が放棄されたのだけど、地元自治体の第3セクター方式で開業にこぎつけた鉄路だ。東武鬼怒川線・新藤原駅と福島県南会津町・会津高原駅を結ぶ。

野岩線の方は何度か乗車したことがあるが、わ鐵のほうは乗ったことが無かった。連休だし、と急に思い立って妻とプチ旅行に出かけることにした。

 

わ鐵 終着駅は「間藤駅」だけど、足尾銅山へ物資・人間を運ぶために昭和初期に開通した鉄路なので、本当は銅山施設のすぐ手前まで線路は伸びている。が閉山と共に、そこには人が住まなくなったので、集落の外れであった間藤駅で折り返すようになった。自宅から間藤駅までは自家用車だけど、実は駐車スペースがないので、2つ目の「足尾駅」近くの公園駐車場に止めて出発する。

ディーゼル機関車がトロッコ車両など4両を引いて走る「トロッコ列車」も週末などに運行されているみたいだけど、私たちが乗ったのは、一両車両のみで運行するディーゼル列車だ。

 

↑すれ違ったトロッコ列車 窓ガラスが無い、が流石に日光を走る列車だから冬は窓が装着されるらしい

足尾は文字通り銅山観光の他、皇海山や庚申山などの登山基地でもある。途中駅も駅舎に温泉施設があったり、春の花の時期や秋の紅葉期など、ある程度は集客力もあるが・・・限界集落地帯を走るローカル線だから・・・厳しいものがある。最近クラウドファンディングで、古い車両の改修費用を捻出したりしていて経営的には自治体の補助無くしては成り立っていないようだ。

それでもそれなりに頑張っていて、この日も足尾市街地の町中ハイクが企画されていることを駅に行って知った。

さて今回は9時32分上り列車に乗車して終点の桐生まで行ってみようというプチ旅行が始まった。

 

↑ 同じ駅からは親子連れ3人も乗車した。

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