チムニー囲いの利点 弱点

WORKS

今週は水曜日に煙突工事でした。

昨年秋頃にプランニングが終わってました。が建築が4月開始でやっとチムニー囲いに煙突を付ける段になりました。

チムニー囲いと二重煙突2本+煙突トップのみの作業です。

この調子だと本体の取り付けは早くて7月下旬でしょうね。

 

そうそうこのついでに書いておきます。

薪ストーブ煙突(煙突囲い=チムニー)最上階の形状の違いです。

・角トップ (チムニーと一体になりルーバーに4面被われ、その隙間から排煙する)

・チムニー囲い (チムニートップに被せて、その真ん中からさらに通常の煙突が伸びる)

 

お好みで、どうぞという場合もありますが・・・・多くの場合普通のストーブ屋は状況で使い分けています。

しかし・・・・・・

町場の煙突を見ると「どうしてこういう選択になったの????」ということも稀に見ます。

 

角トップ の利点と弱点

・とにかく丈夫。チムニーという構造体に被せるので、枝の落下や台風などの強風。そして地震の揺れなどに強い

・身体をチムニーに預けられるので、煙突掃除の安心感が高い

・煙突掃除の際は、蓋を外す必要がある(大きくて嵩張る)ので慣れないと一人では危険

・勾配がきついと危険(それはどんな煙突でも一緒だけど・・・)

・最近のトレンド、室内から電動ブラシでの煙突掃除ができない。

・防水テープやコーキングが基本要らないので雨仕舞の心配が少ない

 

チムニー囲い

・平屋建築など煙突の長さが稼げないときに必須 チムニー(最大1m)その先煙突(1m強) 都合2m強屋根上で稼げる それ以上長いのはご法度 煙突掃除が不可能になる

・負圧帯などのネガを消す際も有効

・角トップ単独で納まる現場よりも部材が増えて少々コストアップになる

・電動ブラシが使える

・風や雨に対応能力が少々角トップより落ちる

主にそんなところです。

昔は角トップの方が優位でした。でストーブ屋は角トップを推奨した物です。

しかし電動ブラシが出回ってきて、煙突掃除が危険なく出来るようになっているので、私の会社では・・・もちろん他の条件も加味しての話ですが。

お薦め優先が変わりつつあります。一律に角トッの方が良いと言っているのは時代遅れのストーブ屋かもしれません。

 

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