ストーブを取り付けに行って、ユンボを取りに帰る

WORKS

10日から3連チャンのストーブ取り付け工事のうち、前述しているけど初日の工事がもっとも難易度が高いと思われた。

170kgという下手な薪ストーブより重い最重量級のペレットストーブを。大谷石の階段を10段登らねば、家までたどり着かないのだ。

コウダが選択したのは、左右に3輪が遊星状に付いているキャリア、車輪の一つが階段の壁に当たり、その時上に引き上げれば、次の車輪が上の階段の角にかかり、登りやすくする運搬器具である。これまで何度か使ってきたけれどこれまでは100kg少々超えた軽量ストーブで、170kgというのは初めてだ。

施主様も手伝ってくれるというから何とかなるんじゃないか、と判断したのが甘かった。

 

20年位外構やリフォーム工事をやってきて、人間力での合力が必要な場面は幾多もあった。

でもそうした作業になれている人間は、どうしたタイミングで、どっち方向のベクトルに集中すればよいか分かっているのだ。

それが分かってないと・・・・・力は分散してしまい・・・・・・個々は勝手に力んでいるけど、集中力にならないということだ。

それは力勝負の場面だけでなく、作業のマネージメントの面でもそうだ。

監督という立場は、何処に集中して、スルーしても良いのはここだ、と明示することがもっとも大切な力量である。そうすれば職人は合理的に仕事してくれる。

 

私がトップで、キャリアを持ち上げて、1段登った時に・・・・・・このメンバーでは????

もう一段上げてみて、確信した。

この方法、このメンバーでは「無理!!!!!!!!」

 

私の左肩が万全でも・・・・否万全でなからこそ、早めの判断ができて奏功だったように思います。

 

この先無理しても、ストーブを傷つける、人間が痛む、結果運び上げられない・・・・というのがイメージ出来たので、作業を打ち切った。

施主様は「できるよ やれるよ」と抵抗していたが、ダメ出しをして、往復2時間半かかるけど会社までミニユンボを取りに帰った。

ストーブ工事で重機を動員するのは二回目。

初回もこの重量級の同じストーブだったけ・・・。

 

トラックに載せたままユンボを操作する、というのは禁じ手ではあるが、そうすればギリギリまで階段に近づいて、何とか階段最上部まで届きそうだった。

最上段には届かなかったけど、階段2段目に合板でプラットフォームを造作して目的地の最上段に着地させたのだ。

 

結果上手く行ったけど、その後も重量級だけに諸々手間がかかり、終わった時は17時30分。辺りは暗闇だ。

ミッションの難しさに加えて、雑言の多さに、大いに疲れた初日でしたが、何とかミッションイズコンプリートです。

疲れた 設置工事時間ワースト記録だと思います。

 

疲れた・・・・・・・。初日から疲労困憊ですわ。

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