「麻羅好村」という地図に載っていない架空のコミューンに、常連さんが長いこと居座りいるらしく、そうした人たちが賄いだけでなく、密かに周辺の掃除などしているのが目に入っていた。
「これ??何???ここ何??」
疑問が解消したのは、連泊した二日目の夜、常連さんが飲みながら教えてくれたのだ。
風光明媚だし、近くに無料の温泉もあるし、静かで無料だし、キャンパーにとって極上のキャンプ地であったので、ここをベースにして道南を巡るツーリストも多かったのだ。
しかし・・・・不幸なことに 近所で軽微な盗難事件が起こった。
当然なことだけど、キャンプ場で連泊しているツーリストが疑われて、刑事の取り調べを受け、刑事がしばらくキャンプ場を張り込んでいたらしい。
キャンパーは本当に悔しかった、という。ここが好きで居るのに、自分たちは地元民に「怪しい人間」だと思われている!!!。
だから自分たちキャンパーの潔白を証明するためにも、ここに居続けて、周辺清掃や、キャンパーのマナー向上などやり続けることで地元の理解を得る行動をしようと、判断した!!!!らしい。
それを知って・・・コウダはその後3年2回。自分も麻羅好村の常連としてそうした側に回って過ごそうと、夏の間居ることになるのだ。
この村の毎晩のルーティーンとして、宴会の時、今日初めてキャンプ場にやってきた同宿者の「村民名」を決める。
宴会の余興でもあるのだけど・・・。
多くは一期一会。
でも私のように面白がって、翌年もやってきたり、今で言う「オフ会」に冬集ったりするので、「名前」の出来は結構重要となる場合もある。皆本名は知らないが、村民名は知っている間柄。
私が授かった村民名は出身地から「イマイチ」!!
あまり良い名でもないな・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ と常連さんからも言われた のだ。
でも 今ではかつての仲間から「イマイチ」と呼ばれたいなあ!!
この大沼の地は
私の青春の地なのだよ。
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これにコウダ 感激、賛同しまして、その後4年位、夏は此処に入りびたり村の運営に関わったのです。
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