帰り便を考えず北海道に渡る

LIFE

北海道に行こう、と決めてもそうは簡単でないのだよ。

今や橋でつながっている九州や四国と違って、沖縄と北海道は船や飛行機の力なくては渡れない。

北海道は特に、この夏休み期間中。「ここで稼げない産業は生き残れない」というほど集中が凄い。つまり、この時季飛行機もフェリーも一杯なのが普通。思い立って簡単に渡れる土地ではないことは結構若いころ何度も北海道にバイクツーリングで行っているので理解しているのだ。

事実ネットでフェリーの予約状況を見てみるとほとんどが×。予約できない状態だったのだ。

だから慌てて、テントや寝袋や大型ザックを積み込んだのは、青森まで車でいって、身体だけ北海道に渡ろう、と決めたからである。青函フェリーは車は詰めなくても、船室の2等は雑魚寝の大広間なので、定員オーバーということがほとんどない!!はずだという読みもある。

 

しとしと雨降る東北道走って盛岡の先パーキングで車中泊本日の行動を納める。約6時間450km位走って残り青森まで200kmちょっと。一応朝8:30分発のフェリー乗船が目標なので、まずまずの進軍である。

 

翌朝は4時から走り始めたので、青森港には6時半に着いた。途中まで雨が降り続いていたけど,ここに来て晴れてきた。

こうじゃないと、このために「大返し」してきたんだから。

青函フェリー航路は 夜中も動いているので、窓口はほとんど24時間開いている。

乗船を予約しにいって、ダメもとで「乗用車乗せられますか?」と聞いたら・・・しばらくしらべていて

「大丈夫ですね」と意外な返答が帰ってきた。

思わず「お願いします 車検証取ってきます」と答えていた。

 

望外の応えに、ビックリし喜んだのだけど・・・・・落ち着いて考えたら「帰り便のこともあったけ」

 

窓口でそのことを尋ねると「コンピューターのシステム上9時にならないとわからない」ということだったので。

函館に渡ってから帰りのことを手配することにして、とりあえず渡ってしまおう、という「決断」をしたのだ。

小心でありながら、大胆 という我が性格が出ている状況ですね。

どうにかなるだろう、どうにかするのだ、というあまり裏打ちののない決意がそうさせました。

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