先月の12月。20年払い続けた住宅ローンが完済しまして、晴れて抵当権が外れて自分の家になりました。
妻と二人ささやかな乾杯をしたものです。
東日本大震災の際は、本棚や食器棚そして薪棚の中身はみな出てしまいました。食器が割れてその片づけがもっとも大変でした。それでも自宅の方は、全くダメージがなく、自己設計、ハーフビルドの家にしては上出来だと思いました。といっても、採用した屋根材のガリバリュウム鋼板は20年保証というものでしたが、その20年が経ったので、そろそろ塗装を考えなければなりません。
ちなみに震災後の計画停電で、実際に停電したのは7日間位でしたでしょうか??。
この時ばかりは薪ストーブの恩恵に感謝したものです。暖房もそうですが、明かりも採れるので助かりました。調理自体は、前もって作っておいたものを温めるだけでしたが、それでもストーブが役に立ちます。
しかし
この20年間で、有事に、停電時に薪ストーブがあって良かったと思ったのはこの「たった7日間」です。
未だに薪ストーブを見に来て、ペレットを勧めると、電気を使うから有事に使えず「問題外」という御仁がいます。
この方は、私がこの20年に消費した薪が、まともに買うと300万円位かかっている、ということをご存じなのでしょうか??
さらに熊本でも今回の能登でも、ストーブ屋に支援の灯油ストーブが持ち込まれている、ということも・・。
幻想、思い込みというものはこうしたことなのです。
本当に有事に備えるには、石ころでかまどを作ってその辺に落ちている枝を燃やして、炊事してみる練習をしておいた方が実用的ですね。七輪と練炭で調理するのも良い体験になりますよ。
さて明日は当家の暖房システムについてお浚いしてみます。
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