「揚げる」 以上に苦労した「降ろす」 ストーブ工事

WORKS

昨日よりつづく

基本ストーブの入替工事なので、新規煙突工事はストーブの高さに合わせて、持ち込んだシングル煙突を切断して合わせるだけなのだ。

つまり3階まで計3×9 27段をストーブを運び上げてしまえば、ほとんど工事は終了したようなもの・・・と高をくくっていたのだが・・・・・・

やはり工事というのは甘くない。

3人で大汗かいて3階まで持ちあげて・・・・大方工事の山は越えたかな?!!!!

 

しかし 運び上げて古いストーブを煙突から外してみた。

引き取るストーブも基本鉄板のストーブだから重くないので、「揚げる」のではなく「降ろす」ので「楽勝」と思っていたのが、大いなる誤算だったのだ。

あれあれ???

心配になってストーブの横幅を計ったら850mmもある。室内ドア幅は700mmしかなかった!!!!

通らないじゃん!!!

え!!!ウソ!!! となる。

それを聞いていたオーナーさんが、不動産屋がそういえば他の部屋で撤去する際に窓から吊り下げた、と聞きました。

やっぱり・・・・・

しかしロープは持ってきていない、HCまで買いに行く手もあるが・・・・・。

いやいや   まだ手がありそうだ。

こんな形をしているので、ストーブ開口部が凹んでいる。

 

ドアを外して広げて、そしてストーブを横に倒して回すように抜けば 行けるんじゃない???

 

 

もう知恵の輪状態なのだ。

ストーブを室内ドアに持って行って、合わせてみれば、ストーブ側の薪投入口がもう少し広ければ回して抜けられそうだ。

「メトスカミン」という半開放型のストーブは、私がストーブを扱い始めた20年前までには存在していて、オープン型の暖炉とストーブを合わせた面白いデザインだと思ったのだ。

今回も引き上げてきて鉄屑屋に持ち込むか、それとも自宅にBBQスペースを作る際に、設置して鮎の塩焼きなんか作るように改装して・・・・という気持ちがあったのも事実だけど・・・・。

運び出さねば、どうしようもないのだ。

どうする???

どうする家康???

どうするコウダ???

 

ロープを買いに行っていたのでは、さらに時間がかかり、吊るし降ろす、という予定外の作業でまたトラブルも増えるかもしれない。

ここはストーブを痛めても、まずは排出することを優先したのだ。

 

「男は決断した 薪の投入口を切開して広げる!!」

 

またも田口トモロヲのナレーションが脳裏に響く。

薪投入口の最上部にサンダーで切り込みを3本入れて、ハンマーで叩いて凹ました。

それが奏功して狭い室内ドアの開口部を回すようにして潜り抜けたのだ。

「男たちは歓喜した」

再び田口トモロヲのナレーションがコダマする。

 

入れ替えたストーブに点火して、ストーブの操作法をレクチャする。

 

また一つの工事が完了した。

「♪ヘッドライト テールライト 旅はまだ終わらない♪」

「♪ヘッドライト テールライト 旅はまだ終わらない♪」

 

6等星で充分。見えなくても良いです。

これからも少しでも依頼者の心に残れるような仕事になるよう頑張ります。

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