そんなわけで「日本ウッドエネルギーサミット」が京都市の京北セミナーで開幕した。出席者は70名弱青森から九州までいるらしい。
内容が沢山あるので、イチイチ報告しない。総じてまとめることにしよう。
でもそれも難しい。
何が難しいかというと、ここに集う人たちがやろうとしていることは、単なる木質ストーブの普及だけでなく、社会の仕組みを大きく変えようとする、いろんなファクター、可能性に取り組む人企業が集うネットワーク型集合体なんだということ。
ちょっと言葉が難しくなった(;^_^A。
例えば、引きこもりや障害者の作業所内で、薪を作っていたり、着火剤を開発していたりする。
入所者には薪割作業は好評だという。だって下請け作業なら、基準に達せずダメ出しもあるけど、薪割はある程度の大きさに割れれば全部OKだからダメと言われないからだ、という。
薪ストーブ屋さんがもっと売ってくれれば、薪割の仕事が増えるのに・・・・とも言われてしまう。
一方「北山杉」などで有名な京都市の林業従事者は減少の一途で、市内に現在百数十名しかいないとか。長いスパンで見れば、木材価格は上がっておらず産業として継続が課題とか・・・・。
古民家再生を手掛ける会社からは、牧畜馬をつかった農業の再生と天然繊維を大量に使った古民家リフォーム+ペレットストーブ設置のゲストハウスの実践報告があったり・・・・。
製造メーカーからは、専業での規模の問題。あるいは部門で作っているメーカーからは会社の変遷と次の課題などが提案されていた。
ホストのペレット製造プラントを見学すれば、原木から(おが粉でない)一日数トンは製造できる規模で、逆に需要者がそれだけ京都にはいるということ。京都の「まちや」そして「おくどさん」再生の市民グループがあり「薪炭」燃料の再興活動ことを知って流石京都と唸る。
・・・・・まとまらないが、ストーブやボイラーの売り買い、売り手と買い手の関係性だけでない、よりよい社会をもとめて活動している有志が沢山いたこと、大きな刺激になりました。
懇親会はバーベキュー ちと飲み過ぎた。
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