どんな仕事でも一緒かもしれない。
他人・他社がやった仕事の不始末を直す、というのはあまり良い気がしない。
古い薪ストーブ工事は、先日記事にした低温炭化の現場もそうだけど・・・。結構酷い工作を目にする。

「え!!!!あの有名ストーブ店が最近やったのがこれなの!!!!!」とビックリすることもある。
恐らく想像するに・・・・・「下請けだから・・・元請けの監督の言う通りやればこっちに責任ないから・・・」と言うことなのかなあ??
今回はペレットストーブのリペア工事のために出かけたのだけど・・・・。
通常私が薪とペレットストーブ両方を扱っていて、ペレットストーブの方が、排気の取り回しの難易度は低いと思っている。大方のストーブ業者は同じだろう。
とはいっても、最低限守らなきゃいけない「お約束」といものはある。
今回の現場は、これも想像だけど・・・・
下請けの薪ストーブ屋が・・・・ペレット経験も乏しい会社が・・・・何も考えず 後先考えず、付けちゃった と思われた。
薪ストーブの煙突で絶対必須なのが、本体上部にスライドする煙突を挟み込むことである。こうしておけば、本体を買い替える時も、最小限のパーツの追加で済むし、大体オーナー様が自分で煙突掃除がやり易い。
それはペレットストーブも一緒なのだけど・・・。
この現場最小の部材で抜ければ(コストダウンのためか??)良いや、と役物(T字管+90度エルボ+直管)で外まで持ち出した。これが皆鉛直かつ水平に施工されていれば、本体を前にスライドすれば何とか外れるけど・・・・。
炉台の厚みを見なかったのか、偉く先端が垂れていて・・・・・↑の写真を見れば、排気管が結構傾いているのが分かると思う。無理やり水平な本体排気部に接続したと思われ・・・。抵抗が大きくて、一人で本体を前に出そうにも、排気管は外れてくれなかった。
こじったり叩いたり・・・外すまで40分位かかってしまった。
スライドして外せる部分を作っておけば、なんてことない。当社の施工はそれを省くことはない。
一般のユーザーさまはまず気が付かないことだけどね・・・自分でメンテをしてみれば・・・否そうじゃないと気が付かないポイントなんです。
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